さぁ、パソコンで蔵書管理をはじめよう!
本棚からあふれて床に積みあがった本をパソコンで管理したい!蔵書目録をつくってみたい!
自分は何冊くらい本を持っていて、そのうちどれくらいを読了しているのか気になる!
そう思ったのが運のつき。それなら必死で調べましょう!
どうすればパソコンで、”簡単に”、”できるだけお金をかけずに”
蔵書管理・読書管理ができるのかを。
ということで、蔵書管理に悪戦苦闘するブログのはじまりはじまり~。
⇒その1:どうやって、PCで本を管理するの?
パソコン蔵書管理って何だ?
持っている本をパソコンで管理するために、具体的には一体なにをどうすればいいのでしょう?パソコンで蔵書管理をするには、大きく分けて2つの方法があります。
- 蔵書管理サイトを使う方法
- 蔵書管理ソフトを使う方法
蔵書管理サイト
1つ目の蔵書管理サイトは、インターネット上に蔵書の目録をつくるものです。ブクログ、読書メーター、メディアマーカーなどのサイトがあります。蔵書管理という目的ならブクログが一番適しているかもしれません。
ネット上に蔵書リストを作るので、自分の蔵書をほかの人に見せたり、読んだ本の感想を書いて公開したりできるのが特色です。(サイトによっては非公開にもできます)
本の情報の入力は、タイトルや作者名で検索して1冊ずつ登録していく方法のほか、本の裏表紙などに書かれている「ISBN」という10桁(または13桁)の数字を一括入力するだけの手早くて簡単なやり方があります。
どちらのやり方も、本を検索してリストに登録するので、細かいデータをひとつずつ打ち込んでいくような地味な作業は必要ありません。
蔵書管理ソフト
2つ目の蔵書管理ソフトは、パソコンの中に蔵書の目録をつくるためのものです。こちらも、ISBNコードを入力するだけで、インターネット上のデータベースからタイトル、作者、出版社、本の表紙画像などの書誌情報を引き出し、蔵書リストに書き込んでくれるという優れものです。
無料のものだと「私本管理Plus」というソフトが有名です。
さて、蔵書管理サイトと蔵書管理ソフト、どちらを使えばいいのでしょう?
サイトとソフトの使い方は?
次回以降の更新で詳しいお話をしたいと思います。
⇒その2:蔵書管理はISBN管理と見つけたり!
パソコン蔵書管理の真理とは
さて、私はパソコンを使った効率的な蔵書管理について、日々悩みつづけてきました。そして、ついに、ひとつの真理にたどり着いたのです。
蔵書管理はISBN管理と見つけたり!
んー・・・。大きな字で言うほど、たいしたことじゃないですね(笑)
前回、パソコンでの蔵書管理にはサイトとソフトの2つの方法があるというお話をしましたが、どちらの管理法を選ぶにしても、書誌情報の入力はISBNの数字を打ち込むことで行えます。
(ISBNとは、本の裏表紙に書かれている「4-10-105201-8」のような10桁または13桁の数字のことでしたね)
ということは、蔵書のISBNを書き出したリストさえあれば、蔵書データをサイトとソフト間で自由に行き来させることができるということになります。
蔵書管理をどの方法で行うかは、あとでどうとでもなる問題だったのですね。
ISBNのない本もある
でも、ここで疑問が浮かぶ人もいるのではないでしょうか。古い本の中にはISBNが割り振られていないものがあります。そのような本の管理はどうすればいいのでしょう?
蔵書管理サイト、蔵書管理ソフトの多くは、ISBN以前の書籍を効率的に管理するために、amazon独自の商品管理コード「ASIN」を採用しています。
実際に、ISBN以前の書籍を蔵書リストに追加するときは、蔵書管理サイトや蔵書管理ソフトにタイトルや作者名などを入力して書誌情報を検索する形になります。
次回は効率的なISBNリストの取得方法について考えていきます!
⇒その3:バーコードリーダーで、らくらく蔵書管理
前回は、蔵書のISBNリストさえつくってしまえば蔵書管理はどうとでもなる!というお話でした。
今回の更新では、効率的にISBNリストを作成するにはどうすればいいかを考えていきたいと思います。
本屋さんなどのレジで、バーコードをピッとやっているあれと同じものです。
100冊ほどのISBNを読み込むのに1~2分しかかからないので、かなりラクです。
CCDバーコードリーダー 書籍ISBNバーコード対応
この先もずっと使えるものなので、百冊以上の蔵書を抱えている人は持っていても損はないのでしょうか。
私もamazonで購入したのですが、注文した翌々日に届いたので、蔵書管理をはじめる前に用意しておくとムダがないと思います。
上の10桁の数字は、手近にあったバーコードを読み取ったものです。
このように、バーコードがテキストデータに変換されてパソコンに入力されます。
この数字は、メモ帳でもブログの文字入力欄でも検索サイトの検索フォームでも、文字を打つことができるところであればどこにでも入力することができます。
次回もISBN入力についての話の続きです。
⇒その4:蔵書をISBNリストにしてみよう!
今回の更新では、効率的にISBNリストを作成するにはどうすればいいかを考えていきたいと思います。
頼れる味方「バーコードリーダー」
ISBNの入力には、バーコードリーダーという秘密兵器があります。本屋さんなどのレジで、バーコードをピッとやっているあれと同じものです。
100冊ほどのISBNを読み込むのに1~2分しかかからないので、かなりラクです。
CCDバーコードリーダー 書籍ISBNバーコード対応
この先もずっと使えるものなので、百冊以上の蔵書を抱えている人は持っていても損はないのでしょうか。
私もamazonで購入したのですが、注文した翌々日に届いたので、蔵書管理をはじめる前に用意しておくとムダがないと思います。
バーコードリーダーでバーコードを読み取ってみた
4167131048上の10桁の数字は、手近にあったバーコードを読み取ったものです。
このように、バーコードがテキストデータに変換されてパソコンに入力されます。
この数字は、メモ帳でもブログの文字入力欄でも検索サイトの検索フォームでも、文字を打つことができるところであればどこにでも入力することができます。
次回もISBN入力についての話の続きです。
⇒その4:蔵書をISBNリストにしてみよう!
今回からは、実際の手順に従って、蔵書管理のやり方を説明していきたいと思います。
ブクログ - web本棚サービス
(利用には無料の登録が必要です)
ブクログを使う理由は、
・ISBNのない本を簡単に登録できること
・私の知る限り最も短い時間でISBNから書誌情報を引き出すことができること
・サイト上に作った蔵書リストをエクセル等で読み込める形でエクスポートできること(重要)
・サイトデザインが分かりやすく初心者でも使いやすいこと
などです。
ブクログの登録方法と使い方については後日書こうかと思います。
(簡単だから説明なしでも分かるかな?)
パソコンにISBNを入力していく前に、あらかじめ蔵書を分類しておきます。
後々、ISBNリストを書誌データに一括変換する際に、蔵書に「カテゴリ」と「読書状況」の情報を付加することができます。
それにあわせて、今のうちに手持ちの本をカテゴリと読書状況で分類しておきましょう。
カテゴリは自由な分類で、読書状況は、既読・未読・読み途中の3つに分類してみてください。
※この分類は地味ですがとても重要です。この工程を忘れると蔵書管理に何十倍もの時間と労力がかかってしまいます。
まず、蔵書のうちISBSがついている本の情報を入力していきます。
分類した本の山をバーコードリーダーで片っ端からピッピッとやっていきましょう。
バーコードリーダーがない場合や、バーコードがついていない本の場合は、ISBNの数字をカタカタと打ち込みます。
手打ちの場合は間のハイフン(-)は書かずに、
406183858x
4480102159
のように英数字だけを打ってひとつずつ改行しておきます。
バーコードリーダーがあれば100冊を1~2分、手打ちでも10分くらいあれば入力できると思います。
サイトの右上、または「本の登録・編集>本の登録・検索」を選択して開いたページの検索窓に、本のタイトルや作者名などを入力して登録したい本を探します。本が見つかったら「本棚に登録」をクリックしましょう。
「カテゴリ」と「読書状況」を設定できるので、これも設定しておきます。
「本の登録・編集」をクリックしてから「ISBNで本をまとめて登録」の「詳しくはこちら」を開きます。
ISBN/ASINコードが入力できるテキストボックスがあるので、そこにISBNを貼り付けましょう。
(1度に100件までを登録することができます)
この時、「カテゴリ」と「読書状況」を忘れずに設定しておきます。
これで、ブクログ上に蔵書リストを作ることができました。
次回はブクログの蔵書リストをエクスポート(出力)して、蔵書管理ソフトで使ってみたいと思います。
ブクログを使ったISBNリスト作成法
蔵書のISBNリスト化には、ブクログという蔵書管理サイトを使います。ブクログ - web本棚サービス
(利用には無料の登録が必要です)
ブクログを使う理由は、
・ISBNのない本を簡単に登録できること
・私の知る限り最も短い時間でISBNから書誌情報を引き出すことができること
・サイト上に作った蔵書リストをエクセル等で読み込める形でエクスポートできること(重要)
・サイトデザインが分かりやすく初心者でも使いやすいこと
などです。
ブクログの登録方法と使い方については後日書こうかと思います。
(簡単だから説明なしでも分かるかな?)
蔵書を分類しておく
ブクログに登録したものとして話を続けます。パソコンにISBNを入力していく前に、あらかじめ蔵書を分類しておきます。
後々、ISBNリストを書誌データに一括変換する際に、蔵書に「カテゴリ」と「読書状況」の情報を付加することができます。
それにあわせて、今のうちに手持ちの本をカテゴリと読書状況で分類しておきましょう。
カテゴリは自由な分類で、読書状況は、既読・未読・読み途中の3つに分類してみてください。
※この分類は地味ですがとても重要です。この工程を忘れると蔵書管理に何十倍もの時間と労力がかかってしまいます。
ISBNをメモ帳に入力していく
ISBNの入力に使うソフトはWindows付属のメモ帳で充分です。それぞれのカテゴリの名前をつけたテキストファイルをカテゴリと同じ数だけつくっておきます。まず、蔵書のうちISBSがついている本の情報を入力していきます。
分類した本の山をバーコードリーダーで片っ端からピッピッとやっていきましょう。
バーコードリーダーがない場合や、バーコードがついていない本の場合は、ISBNの数字をカタカタと打ち込みます。
手打ちの場合は間のハイフン(-)は書かずに、
406183858x
4480102159
のように英数字だけを打ってひとつずつ改行しておきます。
バーコードリーダーがあれば100冊を1~2分、手打ちでも10分くらいあれば入力できると思います。
ISBNがない本の場合
ISBNがついていない本の場合は、ブクログを使って書誌情報を引き出します。サイトの右上、または「本の登録・編集>本の登録・検索」を選択して開いたページの検索窓に、本のタイトルや作者名などを入力して登録したい本を探します。本が見つかったら「本棚に登録」をクリックしましょう。
「カテゴリ」と「読書状況」を設定できるので、これも設定しておきます。
ブクログにISBNリストを入力
先ほどメモ帳に入力したISBNをブクログに登録します。「本の登録・編集」をクリックしてから「ISBNで本をまとめて登録」の「詳しくはこちら」を開きます。
ISBN/ASINコードが入力できるテキストボックスがあるので、そこにISBNを貼り付けましょう。
(1度に100件までを登録することができます)
この時、「カテゴリ」と「読書状況」を忘れずに設定しておきます。
これで、ブクログ上に蔵書リストを作ることができました。
次回はブクログの蔵書リストをエクスポート(出力)して、蔵書管理ソフトで使ってみたいと思います。
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